ディスラブソング

誰が咲いて歌えどもただただ頷くだけ
感覚を捨てたあなたにさよなら

心を巣食う愛しのあなたへ
理想はとうにかけ離れて
頭の中では落ち込んだ
鳴らさない内緒の音で
「殺し続けてさ」
疑いを、続けては、灰になる
本当の意味を探す日々

しかめ面 繰り返す今日
ぶちまける某

ただ愛を訴えども夏と次と欲だけ
僕は陽を背に歩き出す謀叛へ

こう言えることがどうして
言える言葉が膨らんで
心を巣食う

愛しのあなたへ

ただ口を噤むなら
青が枯れてゆくだけ
感情を捨てた
あなたにさよなら
心を失くすぐらいなら
枯れて消えてゆく夏の虫
僕は断つ 無言で
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