鳥のうた

金の色の かんむり山
お日さま今日も向こうに行っちゃうのかね
いきたいなァ 行って見てみたいよォ
ひなげし姉さんも
泣かないように泣かないように
出かけたんだよ
あぁ だけど
心はいくら線を引いてみてもみても
こぼれ出ちゃうよ 早く 中に 帰れ
あぁ お日さまのような
からすうり 食べたいな

あの道 この道 子供たちの帰り道
駆け出してく 駆けてく
駆け出してく 駆けてく
外が暗くなると 僕らの帰り道
だれか 待ってるかな 待ってるといいな
羽の中で眠り
夢見て治すのさ
朝になったら お日さま こう言うんだ
“痛むかい ここかい 痛いかい それここかい”

木蔭で 小さなだれかが
踊ってる ホイホイ ランシャンタン!
おどろかないでよね

かんむり山よ! あんたが好きだよ
だって おおらかだものな

ひなげし姉さん しあわせかい?
クローディア!
こいでく こいでく こいで
風がこいでゆく こいで
行きたいところに 運ばれてゆくよ
うたいたいうた うたいたい
生まれたら うたいたい
つゆ草のしずくが ふるえて落ちるよに
あぁ 見えないないけれど
でも知ってるよ こっちだよ
ハレルヤ!
ハレルヤ!

金の色の…
×