女の花舞台

涙拭(ふ)くたび 艶(つや)が増す
女という名の 人生は
泣いて笑って 笑って耐えて
今はかじかむ 蕾(つぼみ)でも
明日(あす)に咲かせる 花舞台

たった一人に 惚れぬいて
命もかけます やきもする
好(す)いて焦(こ)がれて 焦がれてじれて
恋もいつしか ちりぬるを
ほろり吐息の 花ひとつ

しだれ桜に 八重桜
山また山には 山桜
風が吹こうが 嵐が来(こ)よが
夢があるから また咲くさ
明日(あす)に旅立つ 花舞台
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