妄想スニーカー

淡く光る輪を天井に残して 時計の足音だけが夜に響く
今日をちゃんと終われるように 瞳を閉じる

グルグル考えすぎてない?
不確かなことで目がくらむ
「かもしれないこと」が大切なんじゃない

妄想スニーカーじゃ
昨日にあっという間に追い越されてしまうから
疑いを誘う泥んこは払って汚れた自分に おやすみ

あなたが見せるその優しさ一つにも きっと深い意味なんてないのだろう
だけど苦しい 情けないほど好きになっていた

グルグル行ったり来たりする
そんなことやめて置いていこう
目に見えるものだけ信じて

妄想スニーカーじゃ
あなたの近く隣りに追いつくこと出来ないから
疑いを誘う泥んこは払って汚れた自分に…

チクタクチクタク 重なる針は「さよなら」ってまた離ればなれになってく
回っていく
2人の明日に繋がればいい

妄想スニーカーじゃ
昨日にあっという間に追い越されてしまうから
疑いを誘う泥んこは払って汚れた自分におやすみ

くたびれたスニーカーは捨てて 走れ
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