疾走

僕らの瞳に灯る この街の明かりの色
同じもの見ていてもまるで 違うこと思っている

喜んでいるようにみせて 受け取った人形も今は
誰もいないホームでひとり ゴミ箱で笑っている

どうしたって すれ違っていくのに
どうしたって 誰かのそばに居たい

遥か 昔々から なにひとつも変わらぬまま
愚かな生き物はそれでも夢を見て駆ける
今、僕が描いた未来図は、君の目にどう見えてる?

その場しのぎの言葉と やり過ごしてくだけの日々
似た者同士の君が 隅っこでまた泣いてた

どんな風に 寄り添ってみても
どうしたって 同じ痛みじゃない

閉じた 固く締め出した 温もりさえ遠ざけてた
これでいいはずなのに 扉を叩くのは僕だ

遥か 未来その先も 分かり合えないとしてもまた

遥か 昔々から なにひとつも変わらぬまま
愚かな生き物はそれでも夢を見て駆ける
今、僕が描いた未来図は、君の目にどう見えてる?
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