さよなら

電車の窓から見る 流れる景色は
あの頃と変わってはないのに
隣に君が居た時と どこか違って
セピア色した写真みたいだよ

出会いが奇跡なら 別れは運命
何の準備もなく 手がかりもない
私 何にもまだ言えてない それなのに

「さよなら」差し出した手を強く引き寄せ抱きしめた
ねぇ その理由が知りたいよ
何も言わなくても分かる? それがホントだとしたら
どうして二人すれ違うのだろう

楽しいとき 悲しいとき 君がいることで
どんなに心強くいれただろう
いつでも笑い合える
あたりまえのように思ってしまったことが罪なの

幾度も「好きだよ」って言ってくれたね
こんな風に突然 居なくなる の?
私好きと言えば良かった いつまでも

二人歩いた坂道 雨宿りしたバス停も
ねぇ 君はもう居ないのに
その姿を 探してる 消えた愛だと言うのなら
どうして今も忘れないのだろう

君のそばに居られる方法を探しているよ
たとえ今は離れていても
また 微笑み合える日がくると信じてる

「さよなら」差し出した手を強く引き寄せ抱きしめた
ねぇ その理由が知りたいよ
何も言わなくても分かる? それがホントだとしたら
どうして二人すれ違うのだろう
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