ジャスタウェイク

透明な空から流れ落ちた
冷たい雨 熱を置き去りにした
想像の羅針盤を傾けて
軋むレールの上へ駆け出そうか

ここではないどこかでまた
そうさ 始まりの鍵が聞こえる
もう一度羽ばたく日を叶えたい

焚きつけろ
Just Awake 打ち鳴らす鼓動で
捕らわれた刹那に光をつけろ
黄昏に投げ捨てた
小さなプライドはもういらない
さぁ歩こう このまま

ワンシーンだけ切り取った映画のような
続きのない答えに救われてる
「どうせ」って口癖の回路なら
いっそ小石を投げて波紋を起こせ

ガラス越しの写真だけじゃ何もわかりはしないさ
本音をぶつけた一枚絵を描くまで

この瞬間(とき)を
Just Awake 目の前のステージは
結末のぼやけたシナリオじゃない
錆びついたパノラマの向こうへ
抜け出せば何が見える?
さぁ進もう

届かないものに焦がれて傷つく度にかさばる
正しさだとか曖昧な希望とか
そんなノイズも今は聞こえやしない

ただひとつ心に灯した決意を
誇りと共に抱きしめてゆくのさ
アスファルトに染みこむ涙と
痛みを知った心はもう迷わない

Just Awake 打ち鳴らす鼓動で
捕らわれた刹那に光をつけろ
黄昏に投げ捨てた
小さなプライドはもういらない
さぁ歩こう このまま
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