Somewhere

その角を曲がったら いつか2人で歩いた道
その坂を下ったら いつか2人で暮らした家
4階の小窓からは過ぎ行く春の光が見える
ちょっとだけ背伸びして夏が来る方へと手を伸ばす

曖昧な夢の中 正解を探したよ
何処かにあるような気がしていたんだっけ
太陽が照り付けて想像は消えてゆく
あまりにも残酷な光の優しさに焼かれて

その夜が更ける頃 いつも1人で帰りを待ち
その夢が覚める頃 いつも1人で過ごした街
後悔をしてるからさ今更何も言えないけど
そっとただ嘯いて風が吹く方へと手を振る

曖昧な夢の中 正解を探したよ
何処かにあるような気がしていたんだっけ
太陽が照り付けて想像は消えてゆく
あまりにも残酷な光の優しさにやられて
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