バイ・ザ・シー

世の中は不公平だ
ますますきびしくなっていく
場違いな時代に迷子の君
なんとなくいつもあせっている

仕事をさがした
一日が終わった
何もかもが面倒になって
眠ってしまった

考えるな、と誰かが言う
夢など見るな、とひとは言う
繰り返し繰り返す間に
いつのまにか君をゼロにしてしまう

週末は君と街を離れて
海辺のコテージ
バイ・ザ・シー
波の唄 感じている
静かに過ごそう
バイ・ザ・シー

いいことばかりじゃない
思いどおりにはいかない
やり残したことがいっぱいで
途方に暮れている

そんな隙間につけこんで
だれかがドアを叩いている
ほっといてくれ
かまわないでくれ
本気を出すのはまだ先だ

週末は君と街を離れて
海辺のコテージ
バイ・ザ・シー
波の唄 感じている
静かに過ごそう
バイ・ザ・シー

本当に欲しいものは何
たとえばひとつの美しい経験
幻を見るような眩しい永遠
事の善し悪しは別として
賢い君はもう見抜いている

週末は君と街を離れて
海辺のコテージ
バイ・ザ・シー
波の唄 感じている
静かに過ごそう
バイ・ザ・シー
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