神戸で別れて

愛していたから 君と別れた
夜霧に濡れていた 神戸の波止場
夢をまさぐり さまよって
帰って来たんだ 会いたくて
汐風がやけに しみる港町

捨てたらいやよと 泣いていたっけ
いとしいあの声が 今も聞こえるぜ
揺れる街の灯 三宮
燃えたあの夜は 今どこに
汐風がやけに しみる港町

夜霧にまぎれて 何処へ消えたか
うらんでいるだろう つれない俺を
あどけなかった 横顔に
あつい思いが あふれるぜ
汐風がやけに しみる港町
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