プロローグ

海岸通りに陽が沈んで
街に降り注ぐ灯りになる
言い忘れていた 「また明日」も
いらなかったのだろう
そんな気がしている

「ありがとう」 その言葉で
繋げる明日に結ぶ景色
「さよなら」 今の僕と
これまでの君に捧ぐ歌を

気が向けば 僕に聞かせてほしい
始まりのことと その続きを
いつの日かそれが叶うように
何度でもここに帰る意味を

「ありがとう」 その言葉で
繋げる明日に理由を加えて
「さよなら」 また明日と
これまでの君に歌を歌う

「ありがとう」 その言葉で
繋げる明日に結ぶ景色
「さよなら」 今の僕と
これまでの君に捧ぐ歌を
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