朝がくれば

あなたが 泣きながら笑うから 胸の奥 張り裂けそうで
「きみが 悪い訳じゃない」と 最後まで 優しいんだね

二人の隙間を 埋めようとばかりしていた
あなたの心に 気づけなくて ごめんね

朝がくれば そう きっと 新しい日々が始まる
隣に あなたがいなくても
きっと 新しい自分になれる
隣に あなたがいなくても

夜明けの街 裸足で歩いた 初めてのキスの後で
二人の不確かな未来より 今だけを信じてたね

出て行くあなたを 引き止めればよかったかな?
それでも二人の 答えは変わらないね

朝がくれば そう きっと 新しい日々が始まる
隣に わたしがいなくても
きっと 新しいあなたになれる
隣に わたしがいなくても

この部屋で過ごした思い出も ラブレターも
お揃いの部屋着も食器も ふたつの枕も
好きだった笑顔と ぬくもりと一緒に
鍵をかけていこう

朝が来るよ そう きっと 新しい日々の中で
上を見上げて 生きていくよ
きっと 新しい自分になれる
隣に あなたがいなくても
その手に 触れる事ができなくても
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