恋を知らない君へ

嗚呼 あなただけは消えないで
戻れるなら あの夏へ…

青空を 見上げる僕は
手を伸ばす 意味を知らない
行き先なんて どこでもいいさ
空には届かないだろ

夏が舞う そんな匂いと
太陽をさがす向日葵
花火 仰ぐ その横顔
切り取って胸にしまっていた

いつまでも僕らの未来はずっと
続いてくと思ってた
この悲しみも過ぎてくのかな
共に過ごした夏がそっと
終わり告げるように

嗚呼 あなただけは消えないで
夏の中へつれてって
恋をした あの日のまま
抱き合えたら
嗚呼 行かないでと願うだけで
もう一度と願うだけで
こんなにも 痛いのなら
友達のままで よかったのに…

足早に 季節は過ぎて
夢のような 時は途絶えた
誰もいない 駅のホームで
あなたの帰りを待っていた

いつまでも僕らの未来はずっと
続いてくと思ってた
通り雨が過ぎていくように
共に過ごした夏はもう
二度と戻らない

嗚呼 あなただけは消えないで
夏の中へつれてって
恋をした あの日のまま
抱き合えたら
嗚呼 行かないでと願うだけで
もう一度と願うだけで
こんなにも 痛いのなら
友達のままで よかったのに…

嗚呼 あなただけは消えないで
夏の中へつれてって
あの夏の あの日のまま 笑いあえたら
嗚呼 行かないでと願うだけで
もう一度と願うだけで
こんなにも 痛いのなら
友達のままで よかったのに…
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