狂気的幻想症候群

「こんな私がオカシイのかな?」
「貴方のことが大好き」
「ただ側に居たいだけ、ずっとずっと死ぬまで貴方を感じてたいの」
「離れてしまうならいっそ…」
「私だけの貴方に…」
「ねぇ、愛してるって言って?」

長い物語から醒めた
仮死状態の未来
狂気にも似た幻想
まさに dead end

どこに行くの? 側に居てよ…

誓い合った約束は
宝石箱閉じ込めた
移し鏡の中の
本当の私ミツケテ

誰かの貴方になっていくのが怖かった
忘れられない時間 刻む記憶
終わらない夢を見ていたいの
この先ずっと側に居て
声も身体も心の中も 全部好きなの
目醒めてしまうなら
私の前からこの世界から消えて

逃がさないよ。離さないよ。

長い物語から醒めた
仮死状態の期待
狂気にも似た幻想
これで私だけのモノ

誰かの貴方になっていくのが嫌だった
傷付いた心の数だけ 刻む

「見たくないものも沢山見た」
「聞きたくない言葉も沢山聞いた」
「だけど貴方が側に居てくれるなら何も怖くなかった」
「貴方が笑っていられるならそれだけで良かった」
「もう… 貴方の温もりも声も忘れてしまいそうだよ」
「だけど気付くのが遅かったね…」
「ごめんね、ありがとう。」

愛してくれたこときっと忘れないから
悲しい記憶だけ忘れさせて…

貴方の想い出になっていくのが怖かった
忘れられない時間 刻む日常
終わらない愛を信じてたいの
いつまでも変わらないで
罪も嘘もこの痛みも 全部許すけど
目醒めてしまうなら
私の前からこの悪夢から逃げて

「これでやっと2人でひとつだね…」
「幸せな夢の中で永遠に眠り続けよう」
「もうきっと誰にも邪魔されない」
「だってここは醒めない現実」
「ずっと一緒だよ。」
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