ありふれた午後

あなた 多摩川沿いの土手を歩いた あの夏のこと
あなた 遠くに見える丸子橋へと 向かう夕暮れ

君の笑った顔が一番だと言う ありふれた午後
それに 応えるように 笑うあなたに 笑って返す

道端のシロツメクサ 帰らぬ日 思い起こす ゆらりふわりと

今日の涙全部 今日の笑顔も全部 ふたり育んでく 明日また出逢うため
太陽が隠れて ふたりの夢も暮れて 薄紅の空 想い遂げゆく道

ヒグラシが鳴り響いて 夏がまた終わってゆく  ゆらりくらりと

今日の涙全部 今日の笑顔も全部 ふたり育んでく 明日また出逢うため
帰り道ふたりで歌うLalalalalala
きっと明日はもっといいことあるねきっと
いいこと あるね きっと

明日 あさっても ずっと もっと あなたに出逢い続ける
×