月光

ねぇずっと 待っていた
この日がくること 夢見ていた

あなたの手の 温かさに
包まれて
本当の 気持ち
伝える日を

太陽よりも 穏やかに心照らす
月明かりみたい
ささやかで やさしくて
まるで恋のようだった
私はずっと あなただけ
見つめていた
あなたは三日月
いつの日か 壊された
心満たされますように

いつまでも このままで
あなたの話を 聞いていたい

時がすべて 変えていくと
知ってても
消えない 何か
信じたくて

闇を彷徨う 旅人の道を照らす
光があるなら
まっすぐに 見つめてる
誰かの瞳でしょう
私にとって あなたこそ
光だった
私 居待月(いまちづき)
ためらいの 寂しさを
あなたが見つけてくれた

ふいに涙が
瞳からこぼれてく
霞んでく 月の光
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