哀しい予感

哀しい予感が夜明けとともに 奇麗な色して僕に降りかかる
悲しい気持ちで広がる僕の体とこの部屋はもうダメさ
笑いかた忘れたよ

薄暗くなる部屋 換気扇の音 鳥の鳴き声
僕がいてもいなくてもいいような世界に魅了されたんだ

花は咲き 雨は降り 毎日に潜むものが
遠くで誰かが泣く声さえも
生きている意味が この世に溢れてる
そう思えたのなら哀しみさえも 愛おしくなるだろう

冷たい空気 凛とした体 雲間の木漏れ日
僕がどれほど嘆いても無駄だよ 世界は変わらず美しい
今ここで 僕は生きているんだ

喉が渇いて 腹が減るだろう
少しずつ顔に皺が増えるだろう
懐かしい匂いで思い出すだろう
手と手を繋げば あたたかいだろう

生きている証が 君に溢れてる
そう思えたのなら毎日のこと 愛おしくなるだろう

そう思えた
だから今この唄を 君に歌うよ

哀しい予感が夜明けとともに 奇麗な色して僕に降りかかる
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