CELL

俺は死ぬまでにどれ程 出逢いと別れを繰り返し
生まれてきた事を 喜びにかえて生きれるの、ねぇ?

今じゃもう逢えない 友達や師や恋人が
同じこの空を見ていると 信じていいよね?

時に明日に心怯える
僕を作り上げてる 星の数より多い
小さな僕の細胞が

身体の中 呼吸を重ね合って
「負けるな 負けんじゃねーよ」って 叫んでるんだ
その声、力に
僕は今、逃げ隠れず 生きてゆける

誰かを愛し 愛されたいから
誰かを傷付けてしまう 僕ら
それが怖いから 立ち止まっては
振り返るんだよ

自転車で転んで 痛み堪える少年は
笑ってる母親を 見たとたん涙が溢れて

望まれなくて この世に生まれた
奴なんていないんだ 絶対にいないんだ
目を閉じて 耳を澄ましてごらん

僕の細胞が

身体の中 呼吸を重ね合って
「負けるな 負けんじゃねーよ」っ 叫んでるんだ
その声、力に
僕は今、逃げ隠れず 生きてゆける

誰かを愛し 愛されたいから
誰かを傷付けてしまう 僕ら
それが怖いから 立ち止まっては
振り返るんだよ

終わりにしようと何度も 心に言い聞かせたけれど
見上げるあの雲が 通り過ぎたら また歩き出してもいいよね?
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