怨み節

花よきれいと おだてられ
咲いてみせれば すぐ散らされる
バカなバカな バカな女の 怨み節

さだめ哀しと あきらめて
泣きをみせれば また泣かされる
女おんな 女なみだの 怨み節

憎いくやしい 許せない
消すに消えない 忘れられない
つきぬつきぬ つきぬ女の 怨み節

夢よ未練と わらわれて
さめてみせます まださめきれぬ
女おんな 女ごころの 怨み節

真赤なバラにゃ トゲがある
刺したかないが 刺さずにゃおかぬ
燃えるもえる 燃える女の 怨み節

死んで花実が 咲くじゃなし
怨み一筋 生きて行(ゆ)く
女おんな 女いのちの 怨み節
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