君がいないから

生れて来た時 僕らは
泣くことしかできずに
みつめることも 歩くことも
生きてるということも
何もわからずに それでも
何かに包まれていた
長い旅を終えるかのように
眠っている間に

とても大切にしていたもの
大きくてみえないほど

いつか君に逢えなくなって
僕は心失くすだろう
愛だけしかない
それしかないのに
君がいないから

ふりかえると いつもそこには
やわらかな光がある
僕の影をふまないように
連添(つい)て来る 君がいたから

何も考えずに 感じあえた
ふたりなら そこに行ける

いつか君に逢いたくなって
それが何かわかるだろう
愛だけしかない
それしかないのに
君がいないから

愛だけしかない
それしかないのに
君がいないから
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