ワガママ

あの日あなたに いいかけた言葉
私の中に隠してよかった

ウソ付いてないよ 言い訳もないよ
ほほに とける 雪

答えの無い日々 求めもしないのに
涙のワケに背中 向けて
今より 過去から笑顔ばかり
探すのは どうしてかな

変わらない想いと 変わりゆく景色
最後のワガママを あの日告げてたら
あなたは答えを 迷っていたでしょ
未来まだ 重ならなくていい

あなたが くれた 冬色の靴
今年も 私を綺麗に彩るの

大丈夫の証 並べて歩けば
雪が濡らすよ

今はどこにいるの?
連絡しなくていいよ?
気になるのが 趣味なのは 自由でしょ
でもやっぱ 言いそびれた言葉は
夜空には消えないみたい

とどめた想いと とまらない時間
最後のワガママを 内緒にしてるのは
あなたは嘘さえ つけない人だから
優しさが二人を 切り裂くよ

答えはいわないで 伝えたいだけだよ
それ以上はいらない
だけど人はきっと 欲深いものだね
もっともっと 欲しくなる

変わらない想いが ふりつもるけしき
小さなワガママを
今、告げようとしたのに

あなたはただそっと だきしめてくれる

「そばにいて」の私を
包むように

つつむように
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