原始

一番大切なものは 何だったっけな?
知ってたはずさ でも忘れちゃったみたいだな

仕事とか恋とかお金とか夢とか
もちろん大切なものばかりさ でもそういうのは二番目だな

昔の人はうまく言ったものだ「そいつは空気のよう」だってさ
だからそいつ無くしたら一巻の終わりだね でもほら まだある
じゃあ始っちゃうね

そうだ終わりじゃなかった 終わってなかった
なのに怖くなったのは発達しすぎた想像力のせいだ
限界ってやつは世界の終わりのことで
だから死ぬまでないのさ そう ラストソングはまだまだ早すぎる

深い溜息ついたら 魂が抜けてくような
白い吐息 空に吸い込まれ ちょっと気が抜けたんだ
「何とかなる」って聞こえた 胸の辺りからか?
胸に手を当ててみた 明日の天気が気になって来た

二番目に大切なものがまぶし過ぎて
一番大切なものをまた忘れちゃいそうだから メモしておこう

そうだ終わりじゃなかった 終わってなかった
なのに怖くなったのは発達しすぎた想像力のせいだ
限界ってやつは世界の終わりのことで
だから死ぬまでないのさ そう ラストソングはまだまだ早すぎる

終わってないのさ 終わってないのさ
まだまだいけそうだな 無理して頑張って 疲れ果て 眠って 明日へ
世界の終わりまで辿り着いた時に
歌うラストソングは君のためだけに歌う とっておきの命の歌
明日は晴れるかな 明日が楽しみだ
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