白いくつ下は似合わない

私の瞳に 映ったあなたが
涙にゆがんで こぼれ落ちてしまう
私の心に住んでた あなたが
誰かと腕組み 遠くへ行ってしまう
歩道橋の上でよりそって
並木道 見下ろして
きみとどこまでも歩きたいと
云ったのは うそなの
失くしたものなど何もないけれど
白いくつ下 もう似合わないでしょう

電話のそばから 離れられないの
わかってる二度とは 声も聞けないこと
小雨の降りだした寒い夜
肩を抱きよせながら
今はきみだけしか見えないと
云ったのは うそなの
失くしたものなど何もないけれど
白いくつ下 もう似合わないでしょう
白いくつ下 もう似合わないでしょう
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