rest forest

そっと いつもそこにある やわらかな気配に
おかえり、って呟けば また日々がおとずれる

お喋りそよ風が 昨夜(ゆうべ)の噂してる

言い慣れたその「呼び名」を 何度でも唱えてる
美しい響きのまま 耳元へ届けたい

カタチはまるで ココロよりも曖昧
側にいてね…

ゆっくり ゆっくり
ここに座って 休んでゆけばいい
あなたに癒えない傷があるなら
その装備(よろい)を解(ほど)いて
大地へと躯預けて……眠るの

緑の木々の隙間に 顔を出した神秘が
透明な歌になって 永遠を奏で合う

大切なほど 臆病になってゆく
いけないこと…?

気づいて 気づいて
刻(とき)の流れは 平等じゃないわ
生まれて 育って 土へと還る
せめて今は 静かに
強き人の安らぎを……祈るの

あなたの膝を枕に 懐かしい夢を見たの
やさしくて あたたかい…

ゆっくり ゆっくり
ここに座って 休んでゆけばいい
あなたに癒えない傷があるなら
その装備(よろい)を解いて
小さき子供に還って……眠るの
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