わたしの青い空

冷たい眼差しが美しいね
遠くを見てる
物憂い口唇が花びらみたい
開いて閉じて

一粒 チョコレート
包み紙の占いを気にしてるくせに ああ

青く澄みわたる空は
子供じみてると笑うのかい
ひとり大人ぶってても
甘い恋がまだしたいのさ

「火遊びしていても心だけは売らないのです」
くちづけの拙さの言い訳してたね
触れてもないのに

卒業 誕生日
迎えるたび君の値打ち下がるなんて
馬鹿だな

青く澄みわたる空は
子供じみてると笑うのさ
ひとり強がってるのは
甘えたいからさ
この僕も
だれもかれも

青く澄みわたる空が
遠ざかってゆくと笑ってたね
真赤に燃える夜の街
歓楽通りを駆けぬけて

白く霞む朝の街
踊り疲れたね 眠ろうか
ふたり大人ぶってても
甘い恋をまだ知らないね
×