骨の慶次

恋い焦がれてこの身焦がせてる
愛し君に縋りたい死に損ない
息の根止めて念をこの身に今抱いて

星降る夜に願い折る
それを焦がせば風に乗る
あなたの風と迷えばと
思い夜と契ったのさ

不意に泣けたら忍び寄る
惚れた腫れた腐った夜
命求めるさながらに
あなたに逢いに行ったのさ

あの日君に出会ってなければ
こんなに彷徨う事は無かった
あの日君に出会ってなければ
この心苦しくはなかった

お祈りに死がにじり寄る
それを悟れば露になる
仇をなす手は要らぬよと
手前に筋を切ったのさ
裏目に愛を散りに行く
痣に愛しき君を願う
今に先など要らぬよと
あなたに逢いに行ったのさ

あの日君に出会ってなければ
こんなに彷徨う事は無かった
あの日君に出会ってなければ
この心苦しくはなかった

恋い焦がれてこの身焦がせてる
愛し君に縋りたい死に損ない
あなたに会えたあの日からずっと
愛されずとも灯るこのココロ
体死んだって向かってるんだ
息の根止めて念をこの身に今抱いて

あの日君に出会ってなければ
こんなに彷徨う事は無かった
あの日君に出会ってなければ
この心苦しくはなかった

恋い焦がれてこの身焦がせてる
愛し君に縋りたい死に損ない
あなたに会えたあの日からずっと
愛されずとも灯るこのココロ
体死んだって向かってるんだ
息の根止めて念をこの身に今抱いて
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