忘れずにいられたら

歪んだ街の中で 足を止めた
君がいないと 寒い寒い寒い 夜になる

何もかもすべて 淋し気に映る
自分らしさなんて今は 微塵もなくなった

目の前にトラックが 急に止まり
その瞬間 ドキリと肩をまるめてた

私一人くらい 消えてなくなっても
きっと誰も 気づきゃしないなんて思ったの

明日から会えないだとか
電話もしないだとか
そんな事じゃない
時が過ぎ 君のことを
忘れてしまうことが
何よりも悲しい

都会の色も そうそう悪くないね
ふいに君を 探す探す探す 探していた

履き馴れた靴も 裸足で履いたせい
血がにじんだ かかと庇い歩き続けてた

好きな子ができただとか
もう愛せないだとか
それもそうだけど
時が過ぎ 君のことを
忘れてしまうことが
何よりも悲しい

明日から会えないだとか
電話もしないだとか
そんな事じゃない
好きな子ができただとか
もう愛せないだとか
それもそうだけど
時が過ぎ 君のことを
忘れてしまうことが
何よりも悲しい
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