彼女

サンセット通りを バスが行く
都会はいつでも センチメンタル

流行(はやり)のスタイルに 着飾った
ひとりの女が グラスを持つ
ガラスの向こうは 嘘だらけの街
気づかずに彼女は 酔いしれる

流行(はやり)のリズムに 合わせて
ひとりの女は ステップを踏む
いちばん前にいるのは 自分だと
思いこみ彼女は 踊らされてる

サンセット通りを バスが行く
見つめる女の センチメンタル
本当の自分を嫌ったばかりに
演じる彼女は どこまでも流される

サンセット通りを バスが行く
あいつに似合いの センチメンタル

流行(はやり)の生き方を 身にまとった
ひとりの女が 恋に堕ちる
昔 愛した 男たちとは ちがうと
悦に入り彼女は 服をぬぐ

サンセット通りを バスが行く
都会はいつでも センチメンタル

サンセット通りを バスが行く
見つめる女の センチメンタル
本当の自分を嫌ったばかりに
演じる彼女は どこまでも流される

センチメンタル……
センチメンタル……
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