雨を追いかけて

雨のせいさ 涙じゃない!
雨の雫だから…

二人が出逢った日も たしか雨だったね
濡れた髪に心揺れた 雨宿りのカフェ
あの時僕はもう 恋に落ちてた
運命的な出逢いだって 信じてたんだ

まるで互いの孤独 埋め合うように
急ぎ過ぎた恋だったから
些細なことから すれ違い壊れた二人
どしゃ降りの涙

君を追いかけて 雨の中 飛び出した
びしょ濡れになることも構わずに
二度と逢えないと分かってたら
もっと強く抱きしめて 離れないように
深く 深く愛せばよかったのに

雨のせいさ 涙じゃない!
雨の雫だから…

サヨナラ決めた日も なぜか雨だったね
君の後ろ姿ずっと 焼き付いたまま

きっと他の誰かを 君以上には
愛したりはできないから
記憶も感情も すべてを洗い流して
どしゃ降りの涙

ひとり彷徨った 雨の街
過ぎてゆく青春の輝きを探すように
何度叫んでもこの声は
きっと君に届かない 心叩いてる
雨の 雨の音にかき消されるよ

君を追いかけて 雨の中 飛び出した
びしょ濡れになることも構わずに
二度と逢えないと分かってたら
もっと強く抱きしめて 離れないように
深く 深く愛せばよかったのに

雨のせいさ 涙じゃない!
雨の雫だから…
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