男が涙を流すとき

男 涙を流すとき
そこに こわれた夢がある
心のすきまに 吹く風が
とめて とまらぬものならば
酒よ 酒よ泣かせてくれないか

男 涙を流すとき
そこに還らぬ愛がある
忘れてしまえば 想い出も
消えて知らない ふりをする
酒よ 酒よ酔わせてくれないか

男 涙を流すとき
そこに 別れの詩がある
名もない花びら 散りばめて
いつか 命の幕をひく
酒よ 酒よそれまで友となれ
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