桜の隠す別れ道

桜の花 風に泳いでいる
小さな波 光り輝いている

今思い出と 重ねられる時
あの日の二人を思い出すよ

てれくさく 距離をおき 真っすぐ見れなくて
作った笑顔 鏡で見ては おかしくて
はじめから 三年と 決められた月日に
追いかけられて 二人の場所
夢を語り合う

山が青く 近くに見えるよ
川の流れ 春をよろこんでいる

今思い出と 重ねられる時
あの日の背中を思い出すよ

いることが 当たり前 さよならするなんて
まばたき程の 短い時間 三年は
これからと 過ぎた時間 何故違うのだろう
笑い顔だけ 思い出せれば いいけれど

涙の数 悔やむ数 少ない方がいい
思い出す度 その時だけが よみがえる

散る花の 向こう側 少しづつ小さくなる
泣いてるの? 笑ってるの? もう届かぬ
うしろ姿が

今思い出とさよならをする時

春が告げる出会いと別れを
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