青い瞳のステラ 1962年夏…

赤いキャンディ 包んでくれたのは
古いNewspaper
白いペンキ何度も塗りかえす
夏の風の中で
今頃 故郷のテネシーあたり
刈り入れ時さと カタコト交じりで
バルコニーから 覗くあんたは
ブロンドさえも色褪せていた

派手な化粧 振り徹く オーデコロン
自慢の胸のペンダント
俺の髪を 撫でまわしながら
開けて見せた写真

もう一度 船に乗る夢ばかり
風邪をひいた日に うわ言のように
好きなブルース かけてた夜は
きまって夜明けに すすり泣いてた

After midnight
哀しみは 永遠の眠りについたかい

After midnight
哀しみは 海を渡って行ったかい

沖を渡る 貨物船ながめ
テネシーワルツ 歌おう
上手いもんさ あんたに教わった
ちょっとイカシタ ステップ

ほめてくれよ しゃがれた声で
芝生の下で 眠っていずに
ほめてくれよ Blue eyes 細めて
芝生の下で 眠っていずに

ほめてくれよ しゃがれた声で
芝生の下で 眠っていずに
ほめてくれよ Blue eyes 細めて
芝生の下で 眠っていずに
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