旅立ちの朝

果てしなく 都会つつむ群青の色

まだ明けぬ 空に星がまた一つ消え
雲一つない朝には 夜明の風がそっと
語りかける 新しい僕がいた
ふり返らず ドアを開けて外へ
走り出した 旅立つ日の朝に

まだ知らぬ 街角には友達がいて
すぐにでも 愛しあえるかもしれないさ
理由もない憧れから 飛び立つ一つの愛
胸いっぱい 抱きしめた僕がいた
ふり返らず ドアを開けて外へ
走り出した 旅立つ日の朝に

どこかをさすらおうか 故郷に帰ろうか
もうよそう 来てしまったのだから
ふり返らず ドアを開けて外へ
走り出した 旅立つ日の朝に
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