君がいた夏

東から染まる毎日に
ゆうべの疲れひきずる身体 さらして歩く
スレ違うだけの景色も
ちょっとでもいい 私はずっと憶えていたいの

I just wanna touch me baby
ちゃんと心で触れてきてよ
いつかの作り笑いが 不意に浮かんで 胸がギュッとした
君がいたあの夏は キラキラに輝いてたっけ
希望のかけら その手に持って

ねぇ 聞こえてるよ 同じようなもんだって 誰かが言った
ワケなんか 何もないのに 目覚めて身体が踊りだすような
朝を待ってる

I just wanna touch me baby
二人で見た空の色きっと あの時見えなくなった
君は言った 「飛べるはずがない」と
離れてしまえばいつか 心は変わってしまうけれど
過ごした日々に嘘はないね

いつからクタクタだった? 知らずに走ってきた道に
懐かしいあの日の風が吹いた

I just wanna touch me baby
二人で見た世界の色ぜんぶ 瞼の裏に描いて
空に唄えば飛べることに気づかないままで
今も 名前を呼ぶだけで 君がまだそこにいるようで……
忘れたい事はひとつも無いよ
たった今この瞬間も ずっと
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