七夕ねがい唄

八月空に願いをかけて
街を彩る 七つの飾り

幼い日に二人折った
小さな鶴 覚えてますか?

星の河 渡り手(わたりで)を探した数だけ
募らせる想い 夜(よ)の天つ風に乗って

夏萩の様に色を染めれば
五色(ごしき)の糸で想いを編んだ

広瀬川で空見上げて
短冊に書いた約束

星は降る 鵲(かささぎ)が渡した岸辺に
もう一度 会いたくて 遠い河を越える

光る道 隠さぬ様に 上弦が照らす 笹飾り

星の河 渡り手(わたりで)を探した数だけ
募らせる想い 夜(よ)の天つ風に乗って

もう一度 会いたくて 遠い河を越える
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