アカムラサキ

ローファーの靴ずれが痛かった ポケットにはリップクリーム
帰り道アイスクリームを 食べながら歩く女の子たちを じっと眺めていた

秋の風の春の匂いも 感じていたようでいなかったかな
虚ろだったな 青春

背高ノッポの彼は おしゃべりがとっても上手
寝癖が 可愛いと言われ照れくさそうに笑っていた
ブルー ブルー ブルー ブルー

目にかかる前髪が好きだった 眠たそうな顔をして
髪の毛の隙間から こっそりその姿を しっかり眺めてた

男の子と長電話して 感じていたようです 恥ずかしながら
あどけないのさ 青春

背高ノッポの彼に 私の声が届いていて
うなずく声聞こえるから 顔がふやけて溶けそうになった
ラブ ラブ ユラル ラブ

ショッピングモールで買った小さいお花のヘアピンを
つけていこうかやめとこうかとつけては外しポケットにしまった

背高ノッポの彼が おでこにそっと触れてきた
眉毛が可愛いと言われ 手に汗握り目をつむったんだ
ラブ ラブ ユラル ラブ

ラブ ラブ
ブルー ブルー ブルー
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