冬の星座

変わらない冬の星座がまた少し近づいた
砂時計模様 あの頃にはなかった感情

いろんな事が重なり合えば
それぞれなんだ それぞれなんだ
行き交う街も人の流れも
それぞれなんだ それぞれなんだな

帰り道 白く吐いたそのため息が
空へと静かに消え溶け合った
誰にもゆずれない唯一のものを思い出していたんだ

淡い期待抱いては またひとつ疑問になっているなら
あたたかい音奏でよう

繰り返される儚き夢は
それぞれなんだ それぞれなんだ
好きな歌も好きの証も
それぞれなんだ それぞれなんだな

向こう側輝く星集めてみては 命ある名前付け語り継がれた
今でも昔からも変わらないもの やっと手に触れたんだ

小さな幸せを積み重ねたら あふれてしまいそうに目覚める感情
誰にもゆずれない唯一のものを思い出して そう声に出して

悪夢のような旅路もひとつの花が咲いたら
単純なぼくのことさ それだけで世界が変わってゆくよ

帰り道 白く吐いたそのため息が
空へと静かに消え溶け合った
誰にもゆずれない唯一のものを思い出していたんだ

ゆらりゆら揺られているぼくの心よ
ここらでどこか留めてくれないか
あなたと全て手に入れる刹那を持てるように
思い描いて眠りについていたいんだ
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