雪明かりの駅

好きだよと きみの手のひらに
指文字で書いてみる 雪明かりの駅
別れには そっとほほえみながら
ありがとう元気でねと
言いたかった
きみの選んだ その道と
ぼくは違う道を歩く
いつかどこかでまた逢える
その言葉信じて

想い出は いつもみかん色
ふたりして 夏の海眺めたあの頃
いまは冬 一面の銀世界
わたしなら だいじょうぶと
きみはうなずく
ぼくは一人で この街に
平凡に生きていくから
きみは自由にはばたいて
その夢をつかめよ

つよく抱きしめて 素直に
愛してると言えないまま
いつかどこかでまた逢える
その言葉信じて

その言葉信じて
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