悲しみは僕をこえて

ああ、君は遠い世界の噂話を
そう、いつか知らない誰かに読み聞かせてみるの
ねぇ、みんなこどもみたいな顔して聞いてくれてるかな?
日々は、物語のつづきのように

ときは さみしい顔にひかりを与えてくれるかな

かなしみは 夜を越えて距離を飛び越えていくよ
しあわせは ときにちいさく涙切り裂いていくよ

ああ、君はさびしい夜にひとりっきりで
そう、誰もいない世界を想像してみたらね
深い 海の底でうごめいてるのは
今まで 気づけなかった生き物たち

知らない君のこともいとしいと思うのは変かな?

かなしみは 夜を越えて距離を飛び越えていくよ
しあわせは ときにちいさく涙切り裂いていくよ

言えない言葉は 雨に流されないように
歌う、絵を描く、抱きしめる、なんでもいいよ

かなしみは 夜を越えて距離を飛び越えていくよ
しあわせは ときにちいさく涙切り裂いていくよ

かなしみは 夜を越えて僕を飛び越えていくよ
しあわせは 星のように強く瞬いていくよ
×