泣き散らかした
冷たい足抱え込んで
誰も汚せない
僕の心握り締めた

友情とか絆とか
確かなもの手にしたくて

美しい君の瞳
ああ 乾かぬ涙は
黄昏に落ちていく

誰かと居たい
どんな人もそう思うでしょう
荒れた群集に
口結んで背中向けた

独りぼっち走り出した
渡り廊下振り向かずに

いつしか忘れていた
ああ ガラス戸叩いて
箱船を呼び覚ました

見え隠れする
この胸に焼き付いていた月の空
果てなど見えない
荒波は幾つ崩れて海を跨ぐのだろう

隠した心の鍵
ああ 生き死ぬ定めは
避けられぬ道のり

あなたが持つ暗闇
ああ 照らすよ
小さな瞬きを感じて
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