夏色の花

高い空に思う きみの笑顔わすれそうで
いま赤く溶ける町並みが 連れてくるせつなさ
不安重たくて胸がくるしくて いきをすいこんだ
時間がきずなを試すよ なんども

とおくはなれて いくつも夏数えて
ぼくらはおとなになるの
すれ違うたび 強くなってゆくのか
ゆれてる街路樹に戯れているひかり 夏色の花

夜の空を見てる 同じ月を見ているから
もう消える星に目を閉じて 願い事してみる
今日も眠れずにきみを思ってる 名前つぶやいた
なんどもなんどもなんども なんども

夢のむこうに 何が待っているのか
ぼくらは走り続ける
何かなくして手にいれるものには
どんな意味あるのか
答えが見つからない

とおくはなれて いくつも夏数えて
ぼくらはおとなになるの
誰もがみんな 大切なもの抱いて
さわさわ街路樹に戯れているこころ 夏色の花
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