さんざんな恋をしても

さんざんな恋をしても かんたんに夜が明ける なぜか
そんなオンナになりそうで 人生ちょっとコワくなってきた

髪の毛は切らないよ きりがない
明るさで 傷の跡かばってる
熱したまま フタをしめてきた
いくつかの後ろめたさに
いい人のまま もう終われなくて
もう一度 名前呼んだ

カンゼンにだめだって 夜空に流れ星がひとつ
そんな味方がいれば 開き直ってしまう いつだって

情熱で競い合う ふりをして
ひたむきな 平凡を目指しても
へたな言葉じゃ 可愛げもなくて
空回りばかりしてるよ
はみ出すたびに あなたの心は
他人(だれか)の名前刻む

もっと大きなフタが欲しいよ
せいいっぱいだったこと 誰にも言わない

さんざんな恋をしても かんたんに夜が明ける なぜか
そんなオンナになりそうで 人生ちょっとコワくなってきた

さんざんな恋をしても 夜空に流れ星がひとつ ふたつ
さんざんな恋をしても ボロボロの胸に月が昇る 今日も
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