SUMMER BREEZE

真昼の月を瞳に映写し出してる hello
仔猫微睡む あの桟橋の途中で hello

「心に住む女性がいる」「それなら少し忘れて」

飛行機雲がぼんやり空を切り取って行く
翼の影がまっさらな海を横切って行く

夏の女神よ 有り得る事のない奇跡を
南の風よ あの人のココロ揺らしてよ
summer breeze
すでに花は咲きこぼれている
此の想いは伝えきれていない

また飛び交っている使い捨ての言葉には bye bye
気まずい夜の口先だけの優しさ bye bye

恋より深い世界にあなたは気付いているの?

ひとりよがりで退屈だった映画の様
大人だったら描き換えてよ この物語を

夏の女神が真新しい恋の紙頁に
南の風と見とれている間に抱きよせて
summer breeze
私がまだ切り出せずにいる
台詞がまだグルグル巡礼る
すぐに真新しい夏の紙頁が
南の風に誘われるように開かれる
summer breeze
すでに花は咲きこぼれている
此の想いは伝えきれていない
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