愛の摂理

いつでもそれなりに こなして
時どき虚しさに 襲われた

だから強く望んでた
だから僕を覚えてた
似たような影を踏み
歩いてきた 傷の跡

削られてゆくばかりの愛と
いくらでも与えられる愛と
誰にも選べない
何故に弄ばれて

君の肌が熱を帯びてゆく
その瞳が色を変えてゆく
誰にも聴こえない
柔らかな愛を奏でて

出来れば永遠が 欲しいけど
途切れてしまうほど 続けたい

だから強く望んでた
だから君を求めてた
抱きしめるその度
遠くへと すり抜ける

騒がしい明日が嫌になるから
光の中じゃ見失うから
誰にも求めない
君にしか求めない

僕の指が闇に滑り込む
その吐息が耳元を濡らす
誰にも知り得ない
静かなる愛の摂理に

削られてゆくばかりの愛と
いくらでも与えられる愛と
誰にも選べない
何故に弄ばれて

君の肌が熱を帯びてゆく
その瞳が色を変えてゆく
誰にも聴こえない
柔らかな愛を奏でて
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