ふたり傘

傘に寄りそう 温もりが
雨の夜道に 灯をともす
倖せになるんだよ 風が言う
側にあなたが いればいい
雨がうれしい
うれしい ふたり傘

何もなかった 出逢いでも
今は命を かけるひと
このひとで良かったわ 私には
指をからめて ついてゆく
雨に咲いてる
咲いてる ふたり傘

雨に桜が 散るような
寒い世間の しぐれ道
なあおまえ ねえあなた
呼びかける
明日の夢さえ 遠いけど
雨がうれしい
うれしい ふたり傘
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