本当の私

周りの空気 うかがってばかりで
傷つくことから逃げてきたんだ
「いい子」だって言われるたびに
自然と増えてくため息

頼ってくれる事 嬉しいことなのに
君に頼ったら 迷惑じゃないかな?
心の奥で 言えない モヤモヤ
いつも家に持ち帰ってた

ねえ自分を犠牲にしてまで
誰かを守ることが愛だと言うなら
殻に閉じ篭ってばかりの私は
愛せてなかったよね

本当の私 隠したままで
嫌われないように笑顔作った
「いい子」とかじゃなくて
「優しい」とかでもなくて
「君が必要」て言われたかったの

将来の夢 誰にも言えずに
迷いや不安を抱え込んでは
進むべき道 勝手に決めて
いつも心配ばかり かけてた

「何かあったら すぐに言いなよ」と
言われてたのに…まだ大丈夫。
だけど君の顔 見た瞬間に
涙がこぼれたんだ

強がる私 君は抱きしめ
「泣いていいよ」と言ってくれたよね
あの日君がくれた温かいその言葉で
ありのままで良い そう思えたんだ

笑顔は作るものじゃないんだ
君がいる。それだけで溢れるの
受け取った笑顔を誰かに届けるために
本当の私を歌に乗せて
本当の私を生きていこう
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