君とこのふるさとで

久慈の流れに 移る夕焼け
君と歩いた 夏草の上風がそっと 囁きかける
目覚める星々 瞬く蛍火
ときめき伝えた ふるさとの夜
時が過ぎてもずっと ぼくはずっと 忘れない

木々が織りなす 朱けの山々
昔の人の 想いが今も熱く瞳 輝き染める
黄金の大地に あふれる実りに
微笑み交わした ふるさとの秋
心ふるえる時を ぼくはずっと 忘れない

那珂の流れも 緩む雪解け
君と歩んだ このふるさとに春を告げる 八重の桜よ
いのちの目覚めに 萌え立つ若草
足跡印して 踏み出す未来
君に誓った夢を ぼくはずっと 忘れない
君に誓った夢を ぼくはずっと 忘れない
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