志士雄

桜田門外から少し経ち 人は人を減らしあう
陸の黒船 奇抜の奇 狂と京の先鋒 削り合う

蒸気に洋装 瓦斯灯を灯そう 平等の錆びた号令が鳴って泣く
来航四杯で夜も寝られず 蒸気船 眠りさます泰平
抜刀斎 殺

追憶も後悔も宿る 許してくれない人といる
傷は消えてない 姉も微笑ってない
人誅はアンサーを問いに問う ただそれを蹴り砕けないと
金も払ってない 仕事もやってない
でも人生を完遂し剣に賭す もう誰も斬り殺さない

百と三十と三年前 貴方はこの大都市に居た
遅ばせながら僕も来た 貴方を変えた此処に来た

文久四年 三条の血風と 脱走の志士雄志士雄志士雄
状況は禁門と三傑の逃走 捜査と雷同の刺客を相殺
抜刀斎 殺

追憶も後悔も宿る 許してくれない人といる
傷は消えてない 姉も微笑ってない
人誅はアンサーを問いに問う ただそれを蹴り砕けないと
金も払ってない 仕事もやってない
でも人生を完遂し剣に賭す もう誰も斬り殺さない
金も払ってない 金も払ってない
仕事もやってない 仕事もやってない
でも人生を完遂し剣に賭す
もう誰も斬り殺さないもう誰も斬り殺さないもう誰も斬り殺さない
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