夏の足跡

白い波があの日を つれ去っても
今も胸に残る 眩い夏の足跡

砂に落とした時計が 刻んでたのは
君と寄り添った時間
風にもたれ いつまでも見つめていた
夕暮れは なぜか切なくなったね
あれから幾つも 季節は過ぎたけど
何も変わらないで 生活し(いき)ているよ
青い空があの日 輝いていた様に
今も感じている 眩い夏の足跡

もっと君のこと 受け止めてあげたかった
寂しさに震えていた 小さな肩を
若くたよりない二人は
Ah 何処で 擦れ違ったのだろう

白い波があの日を つれ去っても
今も胸に残る 眩い夏の足跡
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