まぶしがりや

冬の陽がフィルムのように薄い
氷の上で跳ねれば 眩しげ
君はまつげを閉じて
手をかざして笑う

洗いざらい 話せる日がくるかな
詮索しなくていいのさ
ごめんよ
そんなことがあったとしか
今は言えない 言えない

君の指の冷たさを感じていたい
このまま
胸の奥のためらい傷
忘れるほどの
いとしさが満ちてくる

夕暮れる部屋の中で
静かに醸し出される夢
街の灯 ヘッドライトの渦の中に
かけがえのないものを見つけたい
滲んだ星を数えてる 君は
まぶしがりや なんだな

君の指の冷たさを感じていたい
このまま
胸の奥のためらい傷
忘れるほどの
いとしさが満ちてくる

みんなそう
ひとりぼっちのふたり
暗夜に飛ぶ鳥さ
街の灯 サーチライトの天河
かけがえのないものを見つけては
見失なったりしてるのさ いつも
まぶしがりや なんだな
まぶしがりや だからさ
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